【試合結果&寸評】1.14東京大会

■会場/東京都BumB東京スポーツ文化館・マルチスタジオ
■観衆/128人
 
▼第五試合
CCWカナディアン選手権王座決定トーナメント決勝戦
時間無制限1本勝負
○藤原秀旺(5分20秒、片エビ固め)磐城利樹×
※バックドロップ
藤原が新王者となる。

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≪寸評・コメント≫
いよいよ約20年ぶりに復活をとげたCCWカナディアン選手権新王者が決定するトーナメント決勝戦。先入場の磐城は気合いが凄まじい。一方の藤原はアライヴァル軍を引き連れ登場。なかなかリングに上がらない藤原のもとへ西田レフェリーがリングを降りてボディチェック。着ていたスーツの中から最近多様している栓抜きなど凶器を発見、没収。西田レフェリーがクリーンな状況を作り、決勝戦のゴングが鳴った。
決勝の藤原は1回戦、準決勝とはまるで別人のようにダーティーなファイトは見せず、正攻法で試合を運ぶ。開始から延々とチョップのみで戦う二人。これはまるで、アライヴが初めてこの会場で大会を開催した時のメイン、藤原vs梅沢を彷彿とさせる展開だ。考えすぎかもしれないが、この攻防は欠場した梅沢に対する彼等からのメッセージだったのかもしれない。ゴツゴツとしたプロレスというよりは決闘のような展開で5分経過。磐城が藤原に突進したところを藤原はカウンターで、打点が高すぎるドロップキック。このドロップキックが顔面にヒット。
このドロップキック一撃がほぼ勝敗を決めたと思われるが、藤原がバックドロップで3カウント奪取。復活をとげたCCWカナディアン選手権新チャンピオンは藤原の手に。藤原はデビューしてから初戴冠。
意気揚々のアライヴァル軍は会場でラウンドガールをつとめたグラビアアイドル軍団を拉致し退場。木村がアライヴァルに寝返り、ベルトまでもが藤原の手に渡り、またしても最悪な結末で幕を閉じた今大会。末吉、ジョータ、磐城らが雪辱を観客に近い大会は終幕した。
 
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≪試合後コメント≫
藤原
ー磐城、そしてアライヴに東北復興はできない。いや東北復興はない!
俺たちアライヴァルは人間復興をやってやる!明日、改めて発表するがこの団体は俺が代表になる。
この歴史を繋いだCCWタイトル!唯一神、藤原秀旺が永久チャンピオンだ!
 
なお、アライヴ軍は全員ノーコメント。
 
 
▼第四試合
アライヴ対アライヴァル
全面激突戦6人タッグマッチ
45分1本勝負
×末吉 利啓、ジョータ、木村太輔(13分52秒、片エビ固め)松崎和彦○、怨霊、秀・オブ・ザ・イルミナティ
※ランニングネックブリーカードロップ
尚、試合中に木村がアライヴ軍を裏切り、アライヴァルに加入。

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≪寸評・コメント≫
今大会、唯一の 現在進行形のアライヴvsアライヴァルの対抗戦。先日、アライヴ正規軍である木村が中国遠征時に、藤原秀旺と思われる人物が木村の前に現れ、S.E.Dのマスクを木村に手渡そうとする衝撃の画像が公開されていたのが気がかりな中、アライヴァル軍の松崎は例のS.E.Dのマスク持参で登場。木村に差し出すも木村がそれを払い除け大乱闘の中、ゴングが鳴る。
恐らく初遭遇と思われる、ジョータと怨霊の異色対決などもあり会場が沸く。足利大会では藤原に屈辱的な敗北を喫した末吉も、その日の鬱憤を晴らすように北関東1のミサイルキックやオリジナルホールド 肘天井などで活躍。だが、序盤から木村が捕まる展開が続き、秀・オブ・ザ・イルミナティの謎の三角を描く幻惑攻撃で木村は朦朧とする。長い時間、木村が捕まる展開が続いたが、代わった末吉とジョータが二人で三人を相手に奮闘を見せアライヴァル軍を追い込む。松崎に的をしぼり追い込むアライヴ軍。
ところがここで、木村が末吉に決別のSTOを放つ。会場が騒然とする中、この一撃で頭から突き刺さった末吉に、怨霊がエクトプラズムから松崎が伝統芸ランニングネックブリーカードロップ。末吉がピンフォールを奪われた。木村までもが、とうとうアライヴ正規軍に反旗を翻しアライヴァル軍へと加入。
アライヴ旗揚げ当時から度々出没していたマスクマンS.E.Dの正体が木村であったのかは定かではないが、木村がアライヴァル軍に加入したのは紛れもない事実。これによりアライヴァル軍は、藤原、松崎、塚本、不動、怨霊、秀オブ、木村とますます拡大。
一方のアライヴ正規軍は末吉、はらじゅく、バンナウィング、助っ人のジョータの4人となってしまい、今後窮地に立たされるのは必至だ。この絶望的な状況を今後、アライヴ軍は果たして どうやって打開していくのだろうか。
 
▼第三試合
気仙沼ALIVE!プレゼンツ
SUPER VISUAL QUEEN “BumB” WONDERLAND
タッグマッチ30分1本勝負
アレックス・リー、×尾崎妹加(10分50秒、ハムロール)勝愛実、星ハム子○

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≪寸評・コメント≫
尾崎、勝、アレックスはアライヴ初参戦。ハム子も久々のアライヴ参戦となった。第1、第2の殺伐とした試合とは対照的に会場内が華やかになった一戦。
ハム子&勝は過去にチーム・ハムカツとして様々な団体で活躍。二人曰く「かなり久々のタッグ結成」との事だったがブランクを感じさせないタッグワークで試合を運ぶ。一方のアレックス&尾崎組もパワーファイタータッグとあって、ダイナミックな技で対抗。特に、勝と尾崎のエルボー合戦は会場をヒートアップさせた。キャリアで勝る 勝が打ち勝つも、尾崎も得意のセントーン、アルゼンチンバックブリーカーで会場を沸かせる。
10分経過、分断に成功した勝&ハム子がリングに残った尾崎に的をしぼり2vs1の状況に。粘る尾崎をハム子がオリジナルホールド ハムロールで3カウント奪取。勝者チームの二人には、「気仙沼アライヴ!」主催者から勝利者賞として、気仙沼産フカヒレの姿煮セットが贈呈された。試合後、勝はアライヴ継続参戦希望をマイクで発表。会場が拍手に包まれた。
 
 
▼第二試合
CCWカナディアン選手権王座決定トーナメントAブロック準決勝・時間無制限1本勝負
梅沢菊次郎(試合不成立)磐城利樹
※梅沢が練習中の負傷(左腕骨折)によりドクターストップ。
リザーバーの高杉が準決勝進出。

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×高杉祐希(2分59秒、踏み付け式体固め)磐城利樹○
※ラリアット

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≪寸評・コメント≫
足利大会の1回戦、塚本vsジョータが引き分けとなり、第1リザーバーの磐城が今回 準決勝から登場。足利大会で、木村に勝利した梅沢との準決勝。張りつめた表情で磐城が入場。後入場の梅沢が入場すると、会場がざわめく。梅沢は左腕を固定した形で入場。リングに上がるも、末吉、木村らセコンド陣に止められる。実は、大会数日前に練習中 左腕を骨折していたのだ。事前に発表されなかったのは、アライヴフロント陣が、欠場させる方向で調整していたものの、梅沢本人が試合当日、さらに試合直前まで試合に出る、と譲らなかった為、発表できない状態であった。
木村、末吉がリングに入ろうとする梅沢を制止させるも梅沢はエプロンから磐城に攻撃。慌ててアイアンマン西田レフェリーが間に入り、リング上ではセコンド陣、西田レフェリー、渚リングアナにより協議が始まる。協議の結果、やはり試合は不可能と判断し、この試合は磐城の不戦勝と渚リングアナが発表しようとしたが、磐城が割って入る。
 
「こんなんで決勝進出、納得できるか!藤原が20分近くやってんのに、不戦勝で決勝進出って…」
 
西田レフェリーが「ラッキーじゃん」と言うも、到底納得できない磐城。その時、第3リザーバーでセコンド業務をしていた頑固プロレスの高杉をリング上に磐城が呼び出す。挑発される形でリング上に上がった高杉が磐城に襲いかかり乱闘へ。CCWトーナメント公認でもある西田レフェリーが、高杉vs磐城を準決勝とすると発表。結果、梅沢vs磐城は試合不成立。代わって磐城VS第3リザーバー高杉が準決勝として行われることが決定、そのままゴングが鳴った。 
突発的なチャンスが巡ってきた高杉が果敢に磐城を攻めるが、怒りの磐城が高杉を叩き潰していく。磐城のショートレンジのラリアットをまともに食らった高杉が頭からマットに刺さり、ピクリともしなくなる。さらに攻めようとした磐城だったが、高杉の様子を見てそのままピンフォール。2分弱で怒りの磐城が決勝進出を決めた。
 
 
▼第一試合
CCWカナディアン選手権王座決定トーナメントBブロック準決勝・時間無制限1本勝負
×はらじゅくきっど(18分50秒、エビ固め)藤原秀旺○
※パワーボム

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≪寸評・コメント≫
1回戦、誰もが予想しなかった金星を上げたはらじゅくが藤原との準決勝に挑んだ。アライヴ旗揚げ以降、二人は一度も戦った事も無ければ組んだ事も無く、文字通りの初遭遇だ。序盤から、今回もコミカル無しの展開で試合を運ぶはらじゅく。影の実力者を十分に見せつけたが、耐え抜いた藤原が100%メロ~ンジュースで約20分に及ぶ長い戦いにピリオド。藤原が決勝進出を決めた。
なお、勝敗が決したあと藤原は前回の足利大会同様、リング上で大量の御霊前袋をばらまく。会場に集まった観客へも大量にばらまき、意気揚々と退場。これに腹を立てたアイアンマン西田レフェリーが激高。渚リングアナにこの試合を無効試合に、と詰め寄ったがあとの祭りで裁定は覆らず藤原が決勝進出。
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